岡山県 倉敷市 -美観地区だけじゃない-

 

岡山県の倉敷市。

 

 

南部に位置する、瀬戸内海に面しているところ。

岡山県の中でも名が知れたところかと。

倉敷市と聞けば、そこしか思い出せない人もたくさんいるのではないかと思うくらい、ほとんどの人が訪れる美観地区。

もちろん美観地区も素晴らしいところですが、倉敷市は他にも楽しませてくれる場所が満載なので、紹介できたらと。

 

 

では主に6つの地域に分けて、紹介していきます。

まずは倉敷市の中心、倉敷エリア。

JR倉敷駅を中心に活気づいているエリアで、倉敷市に訪れたら誰もが楽しむところ。

先述した美観地区も駅から歩いていける距離にあり、アクセスが抜群なんですね。

なので必然的に人も増え、人気の場所になるべくしてなったところと言えますな。

 

美観地区はもともと江戸幕府が直接支配していた天領であり、現在のような景観が形成されるきっかけとも言えるでしょう。

ここの周辺には美しい景観だけでなく、歴史を学ぶことができる施設も多くあるので、何度訪れても飽きが来ないことが強みですよね。

中でも個人的に見ものは、大原美術館。

美術館の中でも、ゴーギャンやロートレックなど有名な画家による作品が多数展示されており、親しみやすいかと。

世界に数百点と存在する、モネの「睡蓮」も大原美術館に収蔵されているので、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。

 

この大原美術館を設立した大原孫三郎が社長を務めた、倉敷紡績。またの名をクラボウ。

このクラボウの記念館もこの美観地区にあります。

また、昨年亡くなられた星野仙一監督の記念。

少女漫画家として名の知れた、いがらしゆみこさんの美術館。

レトロな雰囲気を漂わせるアイビースクエア。

少し歩けば、渋うちわで叩いてくる素隠居がいる阿智神社など。

見どころを挙げると枚挙に暇がありません。

そりゃ倉敷エリアに人が集まるのも納得ですね。

 

 

 

次に紹介するのが、児島エリア。

倉敷市の南東に位置するところで、日本で初めてジーンズの国産化に成功したところ。

岡山はジーンズが有名と聞くことがあると思いますが、それは児島のことだったのです。

干拓地であった児島は木綿の栽培が盛んであったことから、このような繊維業が栄えてきたのです。

頭上にジーンズが吊るされ、さまざまなお店があるジーンズストリートは一度は歩いてみる価値が十分にありますね。

また、ここの技術力で生み出された倉敷帆布も、全国的にも人気を拡大しており、この町を支える産物となっています。

コスプレできちゃう児島学生服資料館も、大勢で行くと楽しいところですよ。

 

また、下津井の町並みも外せないところ。

児島エリアの中でも南側に位置しており、江戸時代の北前船の寄港地として栄えました。

まちなかでは、沖合で獲れたタコが回転しているところも見れます。

そして、かつて存在していた下津井電鉄。

その跡地を利用して造られた、サイクリングロード「風の道」。

鉄道マニアも必見のところではないでしょうか。

 

もう一つ児島エリアで抑えておきたいところは、ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド。

千鳥のお二人が、アメトーーク!でもおすすめしていたところ。

中ではリオのカーニバルばりのダンサーがお出迎えしてくれるとのこと。

その鷲羽山ハイランドも、児島エリアのさらに海側に位置しているのです。

下津井の端っこですね。

この辺りは非常に眺めもよく、鷲羽山展望台から見る瀬戸内海はもう素晴らしいの一言。

 

 

 

 

そして次は、水島エリア。

児島エリアの西に位置しています。

ここは倉敷市の中でも工業が盛んなところで、多くの企業の工場が位置しています。

水島コンビナート、水島臨海工業地帯と聞けば、思い出す方もいるのではないでしょうか。

小学校のときにちょっと学んだ覚えがあります、太平洋ベルト。

それを形成するひとつなんですよ、ここ水島は。

ということもあり、夜景スポットとして非常に人気を博しています。

近年は工場の夜景が盛り上がっていると思います、ここ水島もぜひ訪れたいところ。

 

 

 

次に紹介するのが、玉島エリア。

水島エリアの西に位置しているところ。

ここには新倉敷駅もあるので、新幹線に乗り降りできるのです。

倉敷市の中でも落ち着いたところで、昭和のレトロ感が漂うエリア。

ギロリと睨むからす天狗がいる、羽黒神社。

ゆるキャラのはぐろんがお出迎えしてくれます。

子供が大好きだった江戸時代の和尚である良寛和尚が修行した、円通寺。

穏やかなところで、ファミリーでのピクニックに最適かと。

古い町並みを堪能する。新町。

一本でお椀が一杯になるほど大きな麺であることから、一筋一椀と呼ばれる玉島名物しのうどんを食べて、玉島エリアを満喫してみては。

 

 

 

そして、船穂(ふなお)エリア。

ここは玉島エリアの北東に位置するところで、産業が盛ん。

特におすすめしたいのが、マスカット。

ここで盛んに栽培されているのが、マスカット・オブ・アレキサンドリア。

日本で一般的に言われているマスカットは、このマスカット・オブ・アレキサンドリアのことなんですよ。

その栽培が全国でも岡山県だけで9割、そしてこの船穂エリアだけで4割も占めています。

高梁川がもたらす豊富な水が、このような環境を生み出しているのですね。

船穂産のマスカットのみで造られた、ふなおの白ワイン、飲む価値アリですね。

 

 

 

最後に紹介するのが、真備エリア。

倉敷市の北西に位置している、他のエリアとは一気に雰囲気が異なるところ。

鉄道も井原鉄道という地方鉄道が主に走っているエリアで、風情あふれるエリア。

ここにゆかりのある人物を2人紹介。

まず、吉備真備。

なに言っているんだという人もいると思いますが、ちゃんと人の名前です、きびのまきび。

奈良時代の学者で、この辺りの生まれ。

彼の名から真備という地名が生まれたんだとか。

しかも井原鉄道井原線には、吉備真備駅までできるという。吉備真備さまさまですな。

 

そしてもうひとり、横溝正史。

小説家で、日本の三大名探偵である金田一耕助を生み出した方。

彼がこの真備に疎開中、作り上げたのが『本陣殺人事件』という、金田一耕助シリーズ第一作。

JR・井原鉄道の清音駅から川辺宿駅に至る、金田一耕助の小径には、関連キャラクターの像があちこちで見られるとのこと。

福井県敦賀市にも、松本零士さんの作品キャラクターがいたる所で見られるのと同じですね。

漫画の力は偉大だと感じますな。

 

 

 

以上、倉敷市を色んな角度から紹介してきました。

しかしながら結局、美観地区をはじめとする倉敷エリアが栄えるのは必然的だということが感じられたかなと思います。

個人的にここでお伝えしたいのが、倉敷エリア以外にも見どころはあるんですよと。

知ってほしいところがあるんですよということを、メッセージとしてお届けします。

 

 

倉敷市はアクセス面でも東西南北の中継地です。

東西にはJR山陽本線が伸びており、新幹線も停車します、ほとんどこだまだけですが。

北にはJR伯備線が伸びているので、鳥取や島根方面へも行けちゃいます、2時間かかりますが。

四国方面に行くには、一度岡山まで出ないといけませんが、それでも鉄道で四国に上陸しやすいという点においてはアクセスは良好かと。

 

魅力が詰まった倉敷市、何度行っても楽しめますよ。

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