群馬県 甘楽町 -織田宗家ゆかりの地でこんにゃくを-

 

群馬県の甘楽町。

 

 

南の甘楽郡に位置するところ。

織田宗家ゆかりの城下町として密かに名が知られています。

城跡や武家屋敷など歴史的な景観が、町の中心の小幡というところでちらほらと見られます。

かつて、大阪夏の陣での功績を認められた織田信長の次男、織田信雄がこの地を中心とした小幡藩を統治。

そのような歴史から、町中では数多くの文化財を見ることができるのです。

そんな甘楽町を今回は紹介していきます。

 

 

 

 

まずは、楽山園

群馬県内唯一の大名庭園で、今では整備され広々としたところとなっています。

園内には凌雲亭と呼ばれるお茶屋もあり、のんびりとくつろぐことができるでしょう。

 

そして、日本名水百選および疏水百選にも選ばれている、雄川堰

甘楽町には必要不可欠な資源で、町並みを楽しみながら小川に沿って歩くウォーキングコースも人気です。

 

 

 

 

 

などなど、まあ、他にもいくつか織田宗家ゆかりのスポットはあるのですが、個人的に紹介したいのはそれ以外のところ。

次はその辺りを中心に、今から取り上げていきます。

 

 

 

 

 

小幡エリアから南の方へ行くと、秋畑那須というところがあります。

ここは日本の里百選に選ばれるほど風光明媚なところかつ、重要里地里山選定地に指定されており、ちぃじがきと呼ばれる小石を積み上げた石垣と段々畑が訪れた人を魅了します。

 

また、ここでは蕎麦が有名で、蕎麦による町おこしを行っています。

蕎麦オーナー制度というものがあり、自分で畑を耕すところから始まり、それを自分で収穫しそば打ちをして、自分で堪能するという一連の流れが体験できる制度。

全国的に見ても実施しているところはもちろんありますが、町おこしとして行っているところはあまりないのではないでしょうか。

 

 

 

そして、ここ最近の甘楽町の取り組みとして、「The Hotel かんら プロジェクト」というものが始まりました。

これは町全体をホテルとして捉えてもらい、訪れた人たちにゆっくりと滞在してもらおうという目的で始められたとのこと。

しかしながら現在、宿泊施設は甘楽亭と甘楽ふるさと館のみとなっており、今後の宿泊施設の捻出が課題となっているのです。

これについては、上毛新聞でも取り上げられていましたね。

町が丸ごとホテル 甘楽でプロジェクト始動

 

 

 

 

 

他にも、家族で楽しめるこんにゃくパークというのもあります。

ここでは工場見学をはじめ、こんにゃく詰め放題や無料のこんにゃくバイキングも行っているので、おそらく誰しもがめちゃくちゃ楽しめるところではないかなと。

さすが、こんにゃく生産量1位の群馬県に位置するだけありますね。

あの蒟蒻畑で有名なマンナンライフさんの本社も、お隣の富岡市にありますからね。

世界遺産の富岡製糸場からこんにゃくパークまで、車で15分程度でいけちゃうので、セットでいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

今回は群馬県の甘楽町について紹介してきました。

個人的にはここで取り上げるまで、耳にしたことがなかったところですが、やはり見どころ満載なところでしたね。

歴史が好きな人や、こんにゃくに目がない人に特におすすめできますね。

 

 

アクセスは、ローカル線の上信電鉄高崎線上州福島駅もしくは上州新屋駅から訪れることができます。

また、上信越自動車道も通っているので、車でもおすすめです。

 

 

私も早くこんにゃくパークでこんにゃくに埋もれに行きたいですな。

 

 

 

 

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