岐阜県の土岐市。
広々とした岐阜の中でも最南端に位置しており、愛知県の豊田市と瀬戸市に隣接しています。
他にも県内では多治見市や瑞浪市などと隣接しており、東濃と呼ばれるこの辺り一帯は焼き物が特に盛んです。
美濃焼と聞くと、少しピンときた方もいらっしゃるかも。
かつてこの辺りが美濃国と呼ばれており、そこでの焼き物ということから美濃焼と名付けられたとのこと。
焼き物に適した良質な土が取れるので、ここまで栄えているのです。
この辺りから若干距離がある美濃市は美濃焼に正直関係ないんですね、何だか不思議な話です。
美濃焼が盛んということで、窯元が多く分布しています。
その窯元を巡りながら、オリジナルの焼き物を造るという本場での貴重な体験ができます。
また土岐市の中でも、どんぶり生産日本一の駄知町、とっくりの生産で有名な下石町(おろしちょう)など、それぞれの地域で焼き物生産に特色が見られます。
目的に応じて訪れることが出来るので、良いのではないでしょうか。
また、土岐市にはアウトレットがあり、買い物も十分に楽しめます。
個人的におすすめなのが、アウトレット近くにあるテラスゲート土岐。
温泉にも入れるので、疲れを癒やしてくれます。
他にも「とっくりとっくん小径」という、下石町にある一本の小道。
ここにはとっくりとっくんという、とっくりの妖精がいたる所に潜んでいるのです。まさにゆるキャラ。
見た目は緑色でほとんどカエルみたいですが、訪れた人たちを笑顔にしてくれる愛嬌がありますね。
美濃焼の本場である土岐市。
名古屋からJR中央本線で約40分、土岐駅に到着します。
車でもすぐ行けてしまうほどアクセスは良いですが、アウトレットはどこでもそうですがすぐに込みます。
年末年始に向けた渋滞を回避する方法を土岐市は発信しているので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。