千葉県の茂原市。
県の中央部に位置し、千葉市、大網白里市、白子町、一宮町、睦沢町、長南町、長柄町、長生村に隣接しているところ。
日本の中でも天然ガスが豊富に埋蔵されているところとして、少しばかり有名ですね。
今回はそんな茂原市を紹介していきます。
茂原市の中でもよく注目されるところと言えば、茂原公園ではないでしょうか。
日本さくら名所100選にも選ばれるほど勢いのある桜を、春先には見ることができます。
弁天湖の周囲を埋め尽くすほどの桜は、首都圏から多くの方が見に来るほど圧巻の光景を私達に届けてくれますよ。
3〜4月にかけて桜まつりも開催されているので、合わせて楽しんでおきたいところ。
そんな茂原公園付近には、見どころのあるところがいくつかあります。
まずは藻原寺（そうげんじ）。
まさに茂原市の名前の由来ともなっている由緒ある寺院で、日蓮宗の名刹として知られています。
山梨県身延町にある身延山久遠寺と同じ系統でもあり、別名：東身延とも呼ばれています。
特徴的なのが日本とは思えない雰囲気を漂わせた白塗り中華風の山門で、茂原市のシンボル的存在となっています。
また、茂原市にまつわる歴史が学べる、茂原市立美術館・郷土資料館もおすすめ。
美術館では茂原市にゆかりのある日本画家の速水御舟の作品を中心に、郷土資料館では出土品などを見ることができますよ。
続いて紹介するのが、茂原市の癒やしスポットですね。
茂原公園の桜を先述しましたが、他にもきれいなお花を見ることができるところがいくつかあるので、そちらも取り上げていきます。
まずは、茂原牡丹園。
ちょっとした山の上にあり、広めの敷地の中には色鮮やかな牡丹が咲き乱れています。
江戸時代後期の建築様式の母屋にて軽食をいただくことができるので、ゆったりくつろぐのもいいでしょう。
開園期間は4月〜5月となっているので、注意して訪れましょう。
次に、服部農園あじさい屋敷。
こちらも名前の通りあじさいが見事に咲き誇っており、見るものに癒やしを与えてくれます。
開園期間は6月〜7月となっています。
そして、レイクウッズガーデンひめはるの里。
こちらのローリスガーデンでは、春と秋に色とりどりのバラを鑑賞できます。
また、オーストラリアンラブラドゥードルという犬と触れ合えるという他ではあまりできない体験ができるので、どちらも楽しめること間違いなしですな。
最後に紹介しておきたいのが、あられちゃん家。
Dr.スランプかなと思われる方も多いと思いますが、ここは株式会社三真という米菓の製造販売をしている会社の直売所で、茂原市にある製造工場の敷地内にあります。
直売所なのでとても安価に美味しいお菓子が購入でき、試食も充実しているので安心して食べ比べもできます。
他にもたこ飯やちょっとしたお弁当、50円ソフトクリームなどを、いすみ鉄道で使われていた車両の中で食べることができるなど、子供が大喜びすること間違いなしのもので溢れているので、家族連れにはもってこいの場所となっています。
以上、茂原市を紹介してきました。
ちょっとした見どころから、地元民から愛された場所など、実直に繁栄してきた歴史を感じることができる場所だと感じましたね。
豚バラとネギが絶対に入ったもばらーめんや、茂原市ならではの本納いちごなど、食にも力を入れている魅力的なところではないでしょうか。
アクセスですが、茂原市にはJR外房線が通っています。
特急などを使えば東京からでも1時間ほどで着いちゃいます。
また、首都圏中央連絡自動車道も通っているので車でのアクセスも容易ですな。
小さな魅力を探しに、茂原市へ訪れてみては。