東京都の渋谷区。
東京23区のうちの1つで、中野区、杉並区、世田谷区、目黒区、品川区、港区、新宿区と隣接しているところ。
昔から若者の街として発展してきた所ですね、109や原宿、その人の多さを物語るスクランブル交差点は世界からも注目を集めるほど。
今回はそんな渋谷区の、有名所からそんなところまで?を取り上げていきます。
渋谷と聞いて頭に浮かぶものは、何でしょうか。
いろいろありますよね、渋谷駅前の忠犬ハチ公像やモヤイ像など。
どちらも待ち合わせスポットとして人気を博しています。
忠犬ハチ公と言えば、渋谷駅前で飼い主を何年も待ち続けたというエピソードが有名で、今では剥製が台東区の国立科学博物館に展示されているんだとか。
またモヤイ像ですが、これは太平洋沖に浮かぶ東京都新島村の一部である新島で地域おこしの一環として巨石に彫られたモヤイ像がはじまりで、1980年に以前から友好的な関係があった渋谷区に、新島の東京都移管100周年を記念して寄贈されたんだとか。
実際に新島にはかなり大きいモヤイ像を見ることができるので、その歴史を感じるのにはうってつけではないでしょうか。
あとはベタなところとして、代々木公園や明治神宮も渋谷区に位置しています。
どちらも行ったことはなくても、聞いたことがある人は多いと思いますね。
これらはお互いに隣接しており、原宿駅からすぐにアクセスができます。
代々木公園は東京ドーム約11個分の敷地面積があり、23区内でも5番目の広さを誇る都市公園です。
広大な土地を活用して、国立代々木競技場やサイクリングコース、バスケットボールコート、ドッグランといったさまざまな活用がなされている、人々の憩いの場となっています。
そして明治神宮ですが、言わずと知れた明治天皇を御祭神としているところ。
初詣の参拝者数は例年日本一の多さを誇っています。
アクセスしやすいのも1つでしょうが、それほど由緒あるところなんだと痛感させられますね。
あとは地名ですか、ここも渋谷区に位置しているのというようなところですね。
例えば、南部の恵比寿や代官山もそうです。
高級感の漂う場所として、メディアでもよく取り上げられている印象を受けますな。
恵比寿だとエビスビール記念館、代官山はおしゃれな蔦屋書店があり、若い女性に人気の場所となりつつありますね。
そして笹塚や代々木、原宿の竹下通りなど、若者の街と呼ばれる所以たるところがたくさんあり、ぶらっとそれぞれのエリアを歩き回るのも面白いと思いますよ。
さらっとですが、渋谷区を紹介してきました。
関東に馴染みのない方は、ハロウィンの時期になると頭を悩ますニュースで持ちきりになるところと思われるかも知れませんが、メディアでよく見聞きする地名のいくつかが、まさか渋谷区に位置しているとは思いもしなかったのではないでしょうか。
そのような場所が集まって、今の渋谷区があるのです。
近年は渋谷駅前再開発が進み、渋谷ヒカリエや渋谷スクランブルスクエアなど、新たな商業施設も立ちつつあります。
他にも、白井晟一設計の松濤美術館、陶磁器が見ものの戸栗美術館、浮世絵が見られる太田記念美術館や伝統ある国立能楽堂、新国立劇場など、歴史あふれる見どころも多くありますよ。
今後も若者の街として、渋谷区がどのように発展していくのか、刮目したいところですな。
最後にアクセス情報ですが、JR山手線・埼京線・中央線・総武線、東京メトロ千代田線・副都心線・銀座線・半蔵門線・日比谷線、都営大江戸線、小田急小田原線、京王線・京王新線・井の頭線、東急東横線・田園都市線と、盛りだくさんとなっています。
それぞれ相互乗り入れなどができるようになっているので、自分にあったアクセス方法をお選びくださいな。
日本を代表する若者の街、渋谷区に訪れてみては。