熊本県の南関町。
北部の玉名郡に属し、荒尾市、玉名市、和水町、福岡県の大牟田市、みやま市と隣接しているところ。
周辺市町村とともに荒玉地域を形成しており、また古くから関所としても栄えてきました。
今回はそんな南関町を紹介していきますよ。
まずは、南関富士とも称される大津山周辺から。
標高256mと決して高くはないですが、南関町のシンボル的存在である大津山。
かつて頂上には肥後大津山城も鎮座し、現在はその跡地から町を眺めることができます。
春には桜が咲き乱れる大津山公園の入り口にある大津山の関や、全長63mにもおよぶ大蛇スライダー、大津山阿蘇神社、特産品センターなんかんいきいき村など、合わせて訪れておきたい場所がいくつもありますよ。
続いて、南関町ふるさとセンター関所村・関所亭。
ここは物産館(関所村)と食事処(関所亭)が併設し、多くの人で賑わうところ。
小豆島での製法を受け継いで作られている南関そうめん、一般的な揚げ豆腐より長持ちする南関あげ、九州地方では馴染み深いだご汁(だんご汁)など、南関町名物を一気に味わうことも可能です。
他にも、
400年の歴史を持つ小代(しょうだい)焼の窯跡を整備し作られた、古小代の里公園。
三大童謡詩人の一人である北原白秋の生家、旧石井家住宅。
参勤交代時には宿としても利用された、豊前街道南関茶屋跡。
南関町随一の宿泊施設、ホテルセキアなど。
魅力がしっかりと詰まっているところばかりとなっています。
以上、さくっと南関町を取り上げてきました。
南関町だけでも十分に魅力は詰まっていますが、物足りない方は同じ荒玉地域の荒尾市や玉名市などと合わせて巡ると、よりこの地域の素晴らしさに気づくことができるのではないでしょうか。
アクセスですが鉄道は通っていません。
九州自動車道は通っているので、車でのアクセスが一番かもしれません。
荒玉地域の関所、南関町へ訪れてみては。