北海道の枝幸町。
道北の枝幸郡に位置し、雄武町、中頓別町、浜頓別町、美深町、音威子府村と隣接しているところ。
目の前にはオホーツク海が広がり、冬場にはしっかりと流氷を捉えることが出来ます。
北海道には、枝幸町と江差町、2つも”えさし”があるのはご存知でしたか。
今回はそんな枝幸町を取り上げていきますよ。
枝幸町のシンボルと言えば、なんと言ってもオホーツクえさしブランドでもある毛ガニではないでしょうか。
漁獲量日本一を誇り、3〜5月にかけて専用のかごを使ったカニカゴ漁で収獲されています。
その濃厚で肉厚な身は絶品で、ふるさと納税の返礼品としても人気を博しています。
枝幸町に訪れたときには、絶対に味わっておきたい一品です。
そんな毛ガニを堪能できるイベントがあるのをご存知でしょうか。
その名も、枝幸かにまつり。
その歴史は長く、2019年に52回目を迎えるほど、県内外の人から愛されているイベントとなっています。(2020年度は残念ながら中止となりました。)
この枝幸かにまつりの開催地となっているのが、枝幸町の絶景スポットである、ウスタイベ千畳岩。
北オホーツク道立自然公園内に位置し、安山岩が織りなす海岸の地形は、まさに自然が生み出した目をみはる光景です。
ここから見ることができる夕日は、きれいなオレンジ色を私達に届けてくれますよ。
ウスタイベ千畳岩のさらに北には、同じく北オホーツク道立自然公園の一部である、北見神威岬が峻立しています。
国鉄興浜北線の廃線跡が残っており、当時の様子が少し伺えるところとなっています。
他にも、見どころとしては
町内唯一の温泉、歌登温泉。
町を一望できる、三笠山展望閣。
流氷を見ながら滑ることができる、三笠山スキー場。
客船をイメージした外観が魅力的な、道の駅マリーンアイランド岡島。
オホーツク文化最大級の遺跡とも言われる、目梨泊遺跡。
枝幸町の歴史を学べる、オホーツクミュージアムえさしなどなど。
キャンプ場やパークゴルフ場も多く、自然を活かした遊び場がたくさん見られますね。
冬場が一番楽しめる気がします、絶対に寒いですが。
以上、簡単にですが枝幸町を紹介してきました。
”えさし”といえば、どうしても道内の江差追分やニシンで有名な江差町を思い浮かべがちですが、対角線の先にこれまた素敵な枝幸町がありましたね。
こちらは日本一の毛ガニということで、他にもホタテや秋鮭といったのもありますが、ぜひ春先に訪れて毛ガニを堪能していただきたいと、口酸っぱくアピールしておきますね。
アクセスですが、鉄道がないので車やバスで向かうことになります。
県外からなら、羽田空港ーオホーツク紋別空港間で往復1便ずつあるとのことなので、こちらから車などで約2時間かからないくらいですかね。
札幌からえさし号という往復1便ずつバスも出ているとのことで、これだと美深や歌登を経由して約5時間半ほどですね。
北海道の広さを痛感するアクセスですな。
日本一の毛ガニの町、枝幸町に訪れてみては。
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