佐賀県の鳥栖市。
東に位置しており、福岡県の那珂川町、小郡町、久留米市と隣接しているところ。
ほとんど福岡県みたいな位置にありますね、もっと長崎県よりかと勝手に思っていました。
サッカー好きなら、鳥栖といえばサガン鳥栖を思い出しますよね。
ここ最近目まぐるしく地方都市の一翼を担うように発展してきている、この鳥栖市を今回は取り上げていきます。
鳥栖市は別名、九州のクロスロードとも呼ばれているところ。
その理由は、九州における交通機関の拠点となっているからだとか。
特に、九州縦貫自動車道と九州横断自動車道(長崎自動車道と大分自動車道)が交わる鳥栖ジャンクションは、日本の中でも典型的な四つ葉のクローバー型構造として知られており、上空から見ると対称的で見事です。
また、2011年には新鳥栖駅も開業し、九州新幹線が通るのです。
新鳥栖駅で乗り換えて、長崎県の方にも行くことができ、まさに交通機関おいて不可欠なところとなりましたね。
そして、目を見張るべきところがもう1つ。
なんと鳥栖市は、県内人口増加率1位の都市なのです。
住みよさランキングや活力のある都市ランキングにおいては、九州の中で3番目に入るのです。
だから移住者も多く、人口が増え続けているのですね。
それほど鳥栖市は、住むための環境が整っているということですな。
そんな鳥栖市における、おすすめなところをいくつか紹介。
まずは、中冨記念くすり博物館。
鳥栖市の田代や基山町一帯は、かつて江戸時代中期に田代売薬と呼ばれる売薬業が発展したところで、鳥栖市の産業において製薬業は欠かすことのできない存在となりました。
その発展の歴史を風化させることなく後世に伝えていこうという思いから、あのサロンパスで有名な久光製薬株式会社が、創立145周年記念事業として建てたのが、この中冨記念くすり博物館なのです。
そう、久光製薬の本社はここ鳥栖市なのです。
イタリア人彫刻家のチェッコ・ボナノッテ氏による設計で造られたこの博物館は、建築物としても雰囲気のある素晴らしい造りとなっています。
他にもレジャースポットとして、コカ・コーラウエスト鳥栖市民の森は家族で楽しめる場所となっています。
自然豊かで緑に囲まれた環境は、四季折々の風景を私達に届けてくれます。
河内河川プールや、とりごえ温泉栖(すみか)の湯もあり、リフレッシュできる場所となっていますね。
今月の26日まで、栖の湯の宿泊施設は改装しているとのことなので、きれいになった宿で泊まるのもあり。
こんなところですかね、鳥栖市の魅力的なところは。
あとは、九州唯一のアウトレットがあります。
なので、どちらかというと本当に鳥栖市は住むための環境がどんどん整いつつあることが見受けられると思います。
移住者も増加しており、地方都市としての成功モデルを担うのではないかと勝手に期待しております。
個人的には鳥栖市に移住して、佐賀県内はもちろんのこと、長崎県や熊本県のほうにアクセスしやすくなるという点が素晴らしいところだなあ、と感じています。
成長しつつある鳥栖市に、ぜひ足を運んでみては。