長崎県の大村市。
県中央部に位置し、諫早市、東彼杵町、佐賀県の嬉野市、鹿島市と隣接しているところ。
目の前には大村湾が広がり、そこに浮かぶのは長崎県の玄関口である長崎空港。
世界初の海上空港である長崎空港が、ここ大村市にあると多くの方は知らないのではないでしょうか。
今回はそんな大村市を取り上げていきますよ。
長崎の大村という地名からピンときた方がいらっしゃるかもしれません。
この地はキリシタン大名の一人、大村純忠ゆかりの地なのです。
16世紀に活躍し、日本初のキリシタン大名となり、さらに長崎港を開港した人物でもあります。
彼はこの地でその生涯を終え、大村純忠史跡公園ではその片鱗を感じることができますよ。
キリスト教関連でいうと、彼が派遣した天正遣欧少年使節を讃えた像も海沿いに建てられており、併せて見てもらいたいところ。
見どころスポットとして
石垣が現存し、様々な花の名所となっている、玖島城址。
日本初の観光コーヒー園である、長崎スコーコーヒーパーク。
日本最南西端に位置し、競艇発祥の地でもある、大村ボートレース場。
図書館と歴史資料館、カフェが併設した複合施設、ミライon。
大人が楽しめる社会科見学100選にも選ばれている、長工醤油工場。
徳川家歴代将軍を祀る桜の名所であり枯山水が魅力的な、旧円融寺庭園。
自然豊かな場所で米糠酵素風呂が体験できる、星のしずくなど。
その他名産品として
錦糸卵が特徴的な、大村寿司。
特産品のゆでピーナッツが美味しい煮込み郷土料理、にごみ。
500年の歴史を誇る伝統工芸、松原包丁など。
この地に代々伝わる名産品の数々を楽しんでいただきたいですね。
以上、長崎県の大村市を紹介してきました。
競艇好きな人はもちろんのこと、キリスト教の歴史に詳しい人なら、大村市のことは多少なりとも知っていた人は多かったのではないでしょうか。
空港もそうですがその点も含め、大村市独自のものに溢れているなと感じましたね。
アクセスですが、JR大村線が通っています。
博多駅から約2時間と、近くはない距離ですが海沿いの景色を見ながら電車旅が楽しめることでしょう。
もちろん長崎空港も目と鼻の先なので、利用してみてはいかがでしょうか。
長崎の玄関口、大村市に訪れてみては。